2011年6月29日水曜日

震災対策室を立ち上げました

東日本大震災支援に関するNCCの動きをご報告いたします。
今進められている最も大きな動きとしては、「日本キリスト教協議会エキュメニカル震災対策室」(英語名称:Japan Ecumenical Disaster Response Office 略称:JEDRO)が立ち上げられたことがあげられます。
これは主に、海外からの支援に対応する窓口となって被災地への支援活動を行っていく組織です。
発端は、5月6~7日に韓国NCCの呼びかけにより、ソウルで開かれたJapan Earthquake/Tsunami Relief Ecumenical Solidarity Meeting (略称リリーフ・フォーラム)です。ここにWCC(世界教会協議会)やCCA(アジアキリスト教協議会)のメンバーが集まり、日本への支援の具体策が話し合われました。

ここでの話し合いの結果を受けて、同月10日~11日にリリーフ・フォーラム代表団が訪日、被災地を視察。
12日、NCCで会合を持ち、その後NCC常議員会での承認を得て、震災対策室が発足することになりました。
NCC役員を兼任する対策室の役員が被災地を頻繁に訪れ、復旧活動とともに現地でのニーズを聞いておりますが、
最初の大きなプロジェクトは、仙台キリスト教連合被災地支援ネットワーク(東北ヘルプ)の要請にこたえ、
現地で「グラウンドハウス」を設立することです。
センターの機能は、1)避難者が必要とする物資を備蓄する倉庫、2)倉庫に物資を取りに来た人が、施設付きのチャプレンと話せる、カウンセリングの場、です。
先日、教団の奥羽教区議長がNCCを訪れ、支援は現地の被災者のペースに合わせ、被災者の心に沿ったものにしてほしいとのご意見を伺いました。私たちと現地の方々との思いにまだまだ大きな開きがあるようです。単純に「初期段階の支援は終わり、次の段階に入った」とは言えないのが実情のようです。
JEDROを立ち上げたことで、今後さらに被災地のさまざまな要請を受け止めていくことができるようになると信じております。
また「3.11東日本大震災を憶えての礼拝」を、震災後半年となる2011年9月11日(日)に、カトリック中央協議会、日本福音同盟(JEA)とともに持ちたいと計画し、準備中です。世界祈祷日や一致祈祷週間のように、心を一つにして祈ることを願っています。準備が整い次第、全国の加盟教会および関係学校に式文を発送し、同時にホームページにも掲載し、ダウンロードできるようにいたします。
どうぞ、こちらも覚えて祈りの輪に加わってくだされば幸いです。
国内での募金活動は震災発生直後から開始し、すでに多くの方々や団体から献金を頂いております。それらも、中長期的支援に用いさせていただきたいと考えております。また、支援金の使途明細は活動報告とともにご報告してまいります。

NCCは、加盟教会・団体がすでに行っている活動と重複せず、また競合することがないように努めながら、地域再生に役立てるように活動を行っていくことを基本方針としています。定期的に開かれる常議員会は、現在、各加盟教会・団体の震災支援の活動報告交換の場にもなっております。各教会・団体が情報を提供しあいながら、横の連絡を密にして、スムーズに支援活動を行っていけるようにすることがNCCの役割であると考えております。
どうぞ今後とも、ご理解ご支援を賜りますようお願い申しあげます。